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ノズル式スチームトラップ『e-TrapⅡ』

スチームトラップとは

◆スチームトラップは、蒸気を使用する生産設備には欠かすことのできない機器です。
◆蒸気とは、水が熱エネルギーを吸収することで高温高圧下で気体に変化したもので、生産設備(※熱交換器)で仕事を終える(=潜熱を放出)ことで凝縮水(ドレンという。)になります。ドレンには仕事(熱交換)をする能力がないので、ドレンは速やかに排除しなくてはなりません。これは、熱交換器或いは蒸気送気管・蒸気ヘッダーでも同じことが言えます。
※ここでいう熱交換器とは、蒸気の持つ高い熱エネルギーを利用して相手物を加熱または乾燥等をするために必要とされる装置のことです。
スチームトラップとは、ドレンを排出し蒸気を極力漏らさない機能を持つ機器のことです。

蒸気送気とドレン回収の循環イメージ

可動式スチームトラップとは

可動式スチームトラップとは

■フロート式、バケット式
ドレンが溜まる減るという量の変化により、フロートやバケットが上下して弁を開閉する。

■ディスク式
蒸気とドレンの流速の違いを利用して弁を開閉させる。

■バイメタル式
蒸気とドレンの温度の違いで、感温体の膨張又は収縮することで弁の開閉をする。

可動式は蒸気ロスを起こしやすい。

≪原因≫

▶弁の開閉動作時に、蒸気漏れを起こす。
▶ドレンを溜め置く動作を伴うので、そこに共存する蒸気はドレン化してしまう。
※ここでいう蒸気ロスとは、蒸気漏れ量+共存する蒸気が滞留するドレンに潜熱を奪われてドレン化した量の合計のことです。
▶開閉動作が頻繁で壊れやすく、操業に支障をきたす。
▶危険を伴う交換作業の可能性(高圧・高温)

『e-TrapⅡ』に替えるだけで、蒸気ロスの大幅削減を実現

1・ドレン実流量に合わせることが出来るので、蒸気漏れを極少化できる。
▶ドレン量に見合った適正ノズルの選定
▶外部の流量調整ハンドルを操作することで微調整ができる。(危険作業が無い)

2・連続排水
▶ドレンを溜め置くことが無いので、そこに共存する蒸気のドレン化を極小化できる

『e-TrapⅡ』断面図

『e-trapⅡ』と他社スチームトラップとの性能比較テスト事例

※上記は(株)生活環境研究所による計測結果です。