オフィスビル(環境・デザイン)
多目的滞在型施設
地域:神奈川県
設備規模:FSP-2100ワイドスパン260㎡
利用形態:源泉加温・給湯
【建築物 受賞】
2014年 第5回サステナブル建築賞
2013年 第13回JIA環境建築賞入賞(一般建築部門)
2013年 第3回かながわ県地球温暖化対策大賞
2013年 空気調和・衛星工学会技術振興賞(技術復興賞)
2012年 照明普及賞(優秀施設賞)
導入の経緯
日本大手の組織設計事務所の設計案件である。葉山の雄大な風景と自然の一部となるような建築を目指し、トップライトルーバーとしても機能する太陽熱利用システムをはじめとした、多様な環境配慮技術により、施設全体で30%のCO2 削減を目標とし、CASBEE(2008年度版)において、自主評価でSランク相当の環境建築である。
太陽集熱器の真空ガラス管部を建築デザインの一部として取入れ、トップライトルーバーとしても機能させることで、昼間の吹抜けロビーには木漏れ日のような拡散光が降り注ぎ、夜間には真空ガラス管越しに星や月明りを見ることが出来るデザインとした。
太陽熱はロビーの空調熱源及び建物給湯に利用されている。